高いデザイン性にはプロの技術が活きています。
JEWELシリーズは「宝石のように美しく、未来に輝きを与えるお墓。」がコンセプトです。
私たちは祖先の住む家に、一年の間に幾度足を運び花を手向けるのでしょうか。あなたに忘れてほしくないのです。あの楽しかった日々を、笑顔で溢れていた家庭を、優しかった家族のことを。そんな想いをこめて造ったお墓の家。
今ではすっかり見られなくなりましたが、ほんの数十年前まではお盆やお彼岸にご先祖様のお墓の前に親戚が集まり、語らいながらお弁当やおはぎを頬張る・・・。こんなほのぼのとした光景があちこちで見られたものです。この墓石「えん」はそんな暖かな気持ち、ご先祖様との語らいをかたちにしたものです。円形にくりぬかれた特徴的な石のシェイプは広い墓地の中での視認性(存在感)を高めると同時に、ご高齢の親族の方でもゆっくり座してお参りして頂く為のベンチにもなっています。その周りには故人が好んでいた草花や、墓標周辺に奥行感を与える低木を植えることが可能な植栽スペースが設けられています。こうした乾いた墓地に、潤いのある「緑にあふれる墓地」の風景を取り戻すことが出来ると考えています。「えん」は縁であり、円であり、環(つながり)を意味するのです。
モノリス『ひとつの石のカタチ』 石が本来もつ美しさを引き出すため、装飾を抑えたデザインにはオブジェを思わせる佇まいと空間に調和する砥ぎすまされたフォルムがある。